【予想】SENGOKU LORD in NAGOYA(2019.4.20)
東海地方の人にとっては待望の名古屋のビッグマッチ!@ 愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
明日に迫った SENGOKU LORD in NAGOYA のタイトルマッチ 2 戦の予想をしてみたいと思います。
(新日本プロレスワールドより)
・第7試合 60分1本勝負 (IWGP USヘビー級選手権試合)
ジュース・ロビンソン(第 5 代チャンピオン)
vs.
バッドラック・ファレ(挑戦者)
現時点で唯一の 2 times champion ジュース・ロビンソン選手に対して、BULLET CLUB のThe Under Boss 改め The Rogue General バッドラック・ファレ選手が挑みます。
ファレ選手はシングルベルトの戴冠歴こそ IWGP インターコンチネンタル王座(第 9 代)のみにとどまっておりますが、その圧倒的なパワーと体格に基づいた実力は誰もが認めるところです。
BULLET CLUB 内では、初代リーダーであるプリンス・デヴィット選手の時代から現在まで一貫して No.2 の位置を保ち続けていますが、あのオカダ・カズチカ選手を何度も倒していることから明らかなように、いつでもトップを取れる力を持っている選手です。
現リーダーであるジェイ・ホワイト選手が IWGP ヘビーのベルトを失ってしまった今、US ヘビーのベルト奪取によって名実ともに No.1 の座を手にするチャンスと言えるかも知れません。個人的に好きな選手なだけに、ぜひ頑張ってほしいと思います。
方やジュース・ロビンソン選手は、アメリカ ROH にて自らの新ユニット「ライフブラッド」を立ち上げ勢いに乗っていますが、日本国内での人気と期待値では今一つ伸び悩んでいる印象です。格上のファレ選手を倒すことによって、その地位をさらに向上させることが出来るのでしょうか?
勝者予想:バッドラック・ファレ 選手
・第8試合 60分1本勝負(IWGP インターコンチネンタル選手権試合)
飯伏幸太(第 21 代チャンピオン)
vs.
ザック・セイバー Jr.(挑戦者)
アメリカ MSG 大会にて、内藤哲也選手を討ち破り、新日本プロレスで初のシングルベルトを手にした飯伏幸太選手。迎え撃つは、現代プロレス界きってのサブミッション・マスター、ザック・セイバー Jr. 選手です。
飯伏選手はザック選手の異次元の関節技に対して、昨年今年と 2 年続けてニュージャパンカップでの苦杯を喫しています。今回はようやく手にしたベルトの初防衛戦ですので、何が何でも防衛しようと全力でザック選手対策を講じていることでしょう。
飯伏選手の言う二人の神(中邑真輔&棚橋弘至)が巻いた白いベルトを「飯伏色」に染め上げるまで、防衛を続けていってほしいと思います。
勝者予想:飯伏幸太 選手
【結果 & 感想】G1 SUPERCARD @ MSG (2019.4.6)
新日本プロレスのマディソン・スクエア・ガーデン大会、無事終了しましたね。
予想(過去記事)の答え合わせと併せて、簡単に振り返ってみたいと思います。
dr-prowrestling.hatenablog.com
・第 0 試合(1 分時間差バトルロイヤル ~HONORランボー~)(全 30 選手参戦)
勝者予想:獣神サンダー・ライガー選手
結果:×(ケニー・キング選手)
予想記事で希望していた通り、獣神サンダー・ライガー選手は大活躍してくれました。スタンディングオベーションで迎えられた入場シーンは圧巻でしたね!
しかし何といってもこの試合の目玉(ビッグサプライズ)は最後に登場した「グレート・ムタ」選手でしょう。入場の瞬間は誰もがその目を疑い、オーバーマスクを外して本人の姿が現れた際の興奮はすさまじいものがありました。
そんな、優勝したのは ROH 所属の伏兵、ケニー・キング選手!
試合途中でどこかに身を隠し、最終盤に突然現れて勝利をかっさらっていきました。
結果的には、一番初めに入場してきた選手が最後まで残った形です。
最後に残った(と思われた)ライガー vs. ムタ の一騎打ちを楽しみにしていた全世界のファンを拍子抜けさせる結末でしたが、ライガーとムタのどちらが(直接対決で)負けても悲しいのでこれはこれで良かったのかもしれません。
ちなみに全出場選手は下記の通りでした(退場順)。
1:ビアシティブルーザー、2:BUSHI、3:LSG&シャヒームアリ、4:SHO&YOH、5:レットタイタス、6:鷹木信悟、7:田口隆祐、8:ウィル・フィラーラ、9:チェーズ・オーエンズ、10:ブライアン・ミロナス、11:トレイシーウィリアムス、12:PJブラック、13:ロッキー・ロメロ、14:YOSHI-HASHI、15:バッドラック・ファレ、16:デリリアス、17:コルト・カバナ、18:矢野通、19:ジョナサン・グレシャム、20:後藤洋央紀、21:鈴木みのる、22:チーズバーガー、23:キング・ハク、24:石井智宏、25:ヴィニー・マーセグリア、26:TKオライアン、27:グレート・ムタ、28:獣神サンダー・ライガー
・第 1 試合 60 分 1 本勝負(NEVER 無差別級 & ROH 世界 TV 選手権試合)
勝者予想:ウィル・オスプレイ選手
結果:×(ジェフ・コブ選手)
第 1 試合からいきなりのダブルタイトルマッチ。
試合は残念ながらオスプレイ選手のストーム・ブレイカーが火を噴くことはなく、雪崩式ツアー・オブ・ジ・アイランド(コブ選手の必殺技)からの正調ツアー・オブ・ジ・アイランドという説得力抜群の形で、ジェフ・コブ選手が NEVER 無差別級 & ROH 世界 TV 選手権の 2 冠王者となりました。
出場選手の読めなかった第 1 試合はともかく、いきなり予想を外してしまいました(笑)
・第 2 試合 30 分 1 本勝負(スペシャルシングルマッチ)
勝者予想:ルーシュ選手
結果:〇
このブログで初めての予想的中です!
予想記事では「この試合は唐突に組まれた印象が拭えない」と書きましたが、なんと試合の終了も唐突でした。
ボーイズ(付き人)の落とした扇子に気を取られたキャッスル選手に対して、ルーシュ選手がその名の通り Rush で必殺技を決め、わずか 15 秒での決着です。
試合後にはに激高したキャッスル選手が、失態を犯したボーイズを痛めつけてしまいました。キャッスル選手と言えばボーイズと共に繰り広げる表現力豊かな入場が大きな魅力でしたが、この決裂によってもうその入場は見られなくなってしまうのでしょうか?今後の展開に注目です。
・第 3 試合 60 分 1 本勝負(WOH 世界選手権試合)
勝者予想:岩谷麻優選手
結果:×(ケリー・クレイン選手)
ケリー・クレイン選手のパワーの前に、岩谷選手が終始押される形で試合が進んでいきました。あの藤波辰爾選手を彷彿とさせる、岩谷選手のドラゴン・スープレックスも決まりましたが、勢い余ってロープブレイクとなってしまったのが試合の分岐点となったかもしれません。
・第 4 試合(NYC ストリートファイトオープンチャレンジマッチ)
勝者予想:ジュース・ロビンソン選手
結果:〇(ライフブラッド)
試合前から何かとゴタゴタして、日本のファンは少々置き去りにされた感が否めないマッチメイクのこの試合。なんだかんだあって試合はブリー・レイチーム vs. ジュース・ロビンソンチーム(ライフブラッド)の 3 対 3 の試合となりました。
試合途中、リング上の選手全員が竹刀を手にして打ち合うなどカオス状態でしたが、最後はジュース選手のスパインバスターからフリップ・ゴードン選手がファイヤーバードスプラッシュを決め 3 カウント。ライフブラッドの勝利となりました。
・第 5 試合 60 分 1 本勝負(IWGP ジュニアヘビー級選手権試合 3WAY マッチ)
勝者予想:ドラゴン・リー選手
結果:〇
試合時間こそ 10 分未満と短いものでしたが、世界トップレベルのジュニア戦士達が繰り広げるハイスピード & ハイフライの試合は観るものを大いに楽しませてくれました。
経験豊富なチャンピオン石森選手に対して、メキシコにルーツをもつ 2 人の若き天才ルチャドール(プロレスラー)が立ち向かい、最後はドラゴン・リー選手が必殺のデスヌカドーラでバンディード選手を沈めました。
残念ながら予想記事に記したように表に見える形で高橋ヒロム選手が登場することはありませんでしたが、試合後コメントにおいてドラゴン・リー選手はこう述べています。
「今、ボクが待つのはヒロム・タカハシ。ボクはいつもヒロム・タカハシからこのベルトがほしいと言い続けてきて、それがボクの腰に巻かれた。ということは、ヒロム・タカハシが一番に挑戦すべきだと思うし、それをボクも望んでいる。そして、君のマスコットの猫も君と一緒にボクにかかってきてほしい。君しか待つ人間はいない。」
(公式サイト 試合結果より引用)
いよいよ高橋ヒロム選手の復帰の足音が聞こえてきましたね。
しかしながら、試合に直接敗れたわけではない前王者、石森選手はドラゴン・リー選手との一騎打ちを望むコメントを残しており、ヒロム選手の復帰前にタイトル戦(リマッチ)が組まれることが濃厚です。
(追記:5 月 3 日 福岡・福岡国際センター 大会初日での激突が決定)
・第 6 試合 60 分 1 本勝負(IWGP タッグ & ROH 世界タッグ選手権試合 4WAY マッチ)
勝者予想:GOD
結果:〇
この試合は正直なところあまり期待していませんでしたが、ROH 世界タッグチャンピオンチームの大ベテラン PCO 選手が試合を大いに盛り上げてくれました。
私自身、この選手の試合を観るのは初めてでしたが、53 歳とは思えぬ身軽で無謀でダイナミックな技の数々に惹きつけられてしまいました。
試合は邪道選手の介入からのスーパー・パワーボムで、期待通り GOD が勝利を収めています。
試合後には「崇高なる大泥棒」矢野通選手がどこからともなく登場し、IWGP ヘビータッグのベルトを盗み去ってしまいました。ここ最近ではタグチジャパンと合流するなどしてすっかりヒール色が薄まってきていた矢野選手ですが、ここぞで見せる悪知恵は健在のようです。
(追記:4 月 29 日 熊本大会で GOD vs. 真壁、矢野組のタイトル戦が決定)
・第 7 試合 60 分 1 本勝負(ブリティッシュヘビー級選手権試合)
勝者予想:棚橋弘至選手
結果:×(ザック・セイバー Jr. 選手)
大舞台ならではの棚橋選手の底力が現れるかと予想していましたが、終わってみれば現在の実力通り順当にザック選手の完全勝利。新日本プロレスの「エース」棚橋選手の MSG デビュー戦は苦い記憶となってしまいました。
その後、棚橋選手は左肘の負傷で時期シリーズの欠場(復帰時期未定)が発表されており、正に満身創痍といった状態です。
・第 8 試合 60 分 1 本勝負(IWGP インターコンチネンタル選手権試合)
勝者予想:飯伏幸太選手
結果:〇
ニュージャパンカップの死闘に比べるとややあっさりとした試合だったかもしれませんが、この二人ならではのハイレベルな試合で気持ちのこもった好試合でした。
試合は飯伏選手がボマイェ(中邑真輔選手 [現 WWE]の必殺の膝蹴り)連発からのカミゴェで内藤選手を下し、飯伏選手にとっての二人の「神(中邑真輔 & 棚橋弘至)」が巻いた念願の IWGP インターコンチネンタル王座を奪取しました。
そして飯伏選手は試合後コメントで早速初防衛戦の相手を指名。直前の試合で「神」を倒したザック・セイバー Jr. 選手とのタイトル戦が名古屋のビッグマッチ(4 月 20 日)で組まれることとなっています。
・第 9 試合 60 分 1 本勝負(ダブルメインイベントⅠ ROH 世界選手権試合 3WAY ラダーマッチ)
勝者予想:ジェイ・リーサル選手
結果:×(マット・テイヴェン選手)
ROH の絶対王者ジェイ・リーサル選手がその確かな実力を随所に発揮、マーティー・スカル選手もオリジナリティ溢れる技と老獪なテクニックで試合を盛り上げてくれましたが、試合は自らの身体の犠牲を顧みず大技を的確に繰り出したマット・テイヴェン選手がベルトを手にしました。
新日本プロレスファンからするとタッグ屋のイメージの強いテイヴェン選手(第 67 代 IWGP タッグ王者)でしたが、シングル戦線でも十分に通用する力をもっていることを大舞台で証明してくれました。
・第 10 試合 60 分 1 本勝負(ダブルメインイベントⅡ IWGP ヘビー級選手権試合)
勝者予想:ジェイ・ホワイト選手
結果:×
予想記事において「皆のヒーロー」オカダ vs. 「新時代のダークチャンピオン」ジェイと表したこの試合、予想こそ外してしまいましたが、全世界に「これぞ新日本プロレス」と胸を張って提供できる素晴らしい試合でした。
会場中の応援を一身に受けながら、その期待を一寸たりとも裏切らないオカダ選手。大きなプレッシャーを伴う環境でこれを成し遂げることがいかに高いハードルであるかは、想像に難くありません。
実況アナウンサーのコメントにもありましたが、昨年にベルトを失ってから逆に大きな存在へと昇華した印象です。
一方、試合に敗れはしたものの、ジェイ・ホワイト選手の立ち居振る舞いも実に見事でした。試合序盤から中盤にかけて随所にブーイングを誘うヒールムーブを徹底し、会場の空気を支配していたのは紛れもなくこの若き前王者でした。
私は試合前、若くして高い完成度と試合をコントロールする力を備えているジェイ選手の NEW ERA がしばらく続くと予想し、そうなることを願っていました。しかし試合が終わった今、大舞台での初防衛失敗という屈辱を受けたジェイ選手が、今後どのように成長していくかを考えると、今からワクワクが止まりません。
いやぁ、過去記事にも記しましたが、予想が当たっても外れても面白い。
プロレスってやっぱり最高ですね!
ちなみに初めての予想記事の成績は 5 勝 6 敗と負け越しでした…。
次回は勝ち越せるよう頑張ります!
【予想】G1 SUPERCARD @ MSG (2019.4.6) 2/2
~前記事からの続き~
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新日本プロレスの社運を賭けた大一番、G1 SUPERCARD @ MSG の勝敗予想(本編)です。
各試合の私の勝敗予想は以下の通りとなります。
(参考までに、ニュージャパンカップ [NEW JAPAN CUP 2019] の公式戦 全 31 試合の私の勝敗的中率は 77.42% で、決勝カード [オカダ vs. SANADA] とオカダ選手の優勝は予想通りでした。)
・第 0 試合(1 分時間差バトルロイヤル ~HONORランボー~)(全 30 選手参戦)
出場選手が入場の瞬間まで分かりませんので予想が難しいですが、 現時点でエントリーが決定しており、来年の東京ドーム大会(1.4, 1.5)での引退が発表発表されている獣神サンダー・ライガー選手にはぜひ活躍してほしいと思います。
勝者予想:獣神サンダー・ライガー選手
・第 1 試合 60 分 1 本勝負(NEVER 無差別級 & ROH 世界 TV 選手権試合)
ウィル・オスプレイ選手、ジェフ・コブ選手のいずれも新日本マットで確かな実力を示し続けています。しかし、最近の勢いからするとオスプレイ選手に分があると感じられます。
単純な体格や力比べではコブ選手には決して敵わないでしょうが、この春のニュージャパンカップで規格外の巨人ランス・アーチャー選手を沈めてみせたように、必殺のストーム・ブレイカーさえ決まればその勝利は確実です。
新日本の未来を担う選手の一人だけに、この大舞台でも更なる飛躍を遂げてくれることでしょう。
勝者予想:ウィル・オスプレイ選手
・第 2 試合 30 分 1 本勝負(スペシャルシングルマッチ)
この試合は前後にストーリーも感じられず、やや唐突に組まれた印象が拭えません。ダルトン選手も確かな実力者ですが、メキシコの誇る至宝であり、内藤哲也選手の盟友でもあるルーシュ選手が勝利を収めると予想します。
勝者予想:ルーシュ選手
・第 3 試合 60 分 1 本勝負(WOH 世界選手権試合)
この大会を新日本プロレスと共に共催するアメリカの団体 ROH の女子王座 Women of Honor (WOH) のベルトを賭けた一戦です。新日本プロレスの動画サービス(新日本プロレスワールド)で日本の女子団体最高峰「スターダム」の選手の試合が観られるとは、すごい時代になったものですね(笑)
ROH との共催ならではのことですので、多くの方に楽しんで欲しいと思います。
試合は細身ながらも華麗な技を数多くもつ岩谷麻優選手がベルトを防衛する予想です。
奇しくも岩谷選手の必殺技は、1978 年に藤波辰爾選手がマディソン・スクエア・ガーデンで初披露し WWWF ジュニアヘビー級王座を獲得したあの「ドラゴン・スープレックス」です。是非ともこの技で試合を締めくくり、プロレスの歴史を紡いでいって欲しいところです。
勝者予想:岩谷麻優選手
・第 4 試合(NYC ストリートファイトオープンチャレンジマッチ)
この試合は試合形式や対戦相手に不明な点が多すぎることもあり、正直予想ができません。ブリー・レイ選手の相手には、ジュース・ロビンソン選手や鈴木みのる選手などの名前が挙がっていますが果たしてどうなるのでしょうか?
現 IWGP US ヘビー級王者であり、故郷アメリカに錦を飾る意味でもジュース選手が出場・勝利できると良いですね。
勝者予想:ジュース・ロビンソン選手
・第 5 試合 60 分 1 本勝負(IWGP ジュニアヘビー級選手権試合 3WAY マッチ)
昨年上旬の新日本マット上陸から、その圧倒的肉体美と試合スキルで瞬く間にトップへと上り詰めた石森太二選手の実力が一歩抜けているように思います。しかしながら、若さと力に溢れ、確かな血統を誇るドラゴン・リー選手、華やかな外見と華麗な空中技に加え、スピードとパワーも兼ね備えた未知の強豪バンディード選手も決して侮ることはできません。
そうなると、決め手となるのは精神面、この試合にかける想い…
欠場中のライバルへの熱い気持ち…
ということでドラゴン・リー選手の戴冠を予想します。
自らの技により、「宿命のライバル」に選手生命を脅かすような大怪我を負わせてしまったドラゴン・リー選手にとって、IWGP Jr. のベルトを取ることはただならぬ意味をもつはずです。
万が一、戴冠後に「あの選手」が現れるようなことがあれば…MSG そして世界中のプロレスファンが大いに沸き立つことは請け合いです。
もしこの予想が外れたとしても、この試合は振り返った時に大会ベストバウトとなるポテンシャルを大いに秘めていると思います。
勝者予想: ドラゴン・リー選手
・第 6 試合 60 分 1 本勝負(IWGP タッグ & ROH 世界タッグ選手権試合 4WAY マッチ)
この試合も唐突に 4WAY マッチが決定いたしました。正直どのチームが勝ってもいずれかの他チームがリマッチ(再戦)を求めて引き伸ばしになる可能性が高いことを考えると、あまり気持ちを込めてみることはできません。
完全に個人の好みで、タマ & タンガ組(Guerrillas of Destiny; GOD)を応援したいと思います。
勝者予想:GOD
・第 7 試合 60 分 1 本勝負(ブリティッシュヘビー級選手権試合)
チャンピオンのザック選手が、春のニュージャパンカップで丸め込みで敗れた棚橋選手を相手にした再戦です。
現在の棚橋選手のコンディションからすると、ザック選手相手に正攻法で勝つことは正直かなり厳しいかと思います。
しかしながら、棚橋選手はこれまで数々の不可能を可能にしてきた男ですので、今回も聖地 MSG にかける並々ならぬ熱意を武器にして勝利を手中に収めると予想します。
勝者予想: 棚橋弘至選手
・第 8 試合 60 分 1 本勝負(IWGP インターコンチネンタル選手権試合)
こちらも第 7 試合同様、ニュージャパンカップで飯伏幸太選手に敗れてしまったチャンピオン内藤哲也選手のリベンジマッチです。
この大会中唯一の日本人選手同士の戦いであり、新日本プロレスの誇る試合のクオリティを世界に見せつけてほしいところです。(観る方が純粋に楽しめなくなるような危険技はほどほどに…)
どちらが勝っても非常に熱い試合になることは間違いありませんが、飯伏選手にとっては今年は何が何でも新日本プロレスで確かな地位を築く必要がありますので、同い年の難敵内藤哲也選手を相手に連続で勝利を収めるのではないでしょうか。
勝者予想:飯伏幸太選手
・第 9 試合 60 分 1 本勝負(ダブルメインイベントⅠ ROH 世界選手権試合 3WAY ラダーマッチ)
ROH の最高峰のベルト ROH 世界選手権を賭けた一戦です。今回は、ラダーマッチという特殊形式で行われます(リング中央上部に吊るされたベルトを、ラダー[脚立]を駆け上がって最初に獲得した選手が勝者となる)。
マット・テイヴェン選手、マーティー・スカル選手のいずれも確かな実力を兼ね備えた曲者ですが、ここは ROH の絶対王者ジェイ・リーサル選手にベルトを守ってもらいたいと思います。
勝者予想:ジェイ・リーサル選手
・第 10 試合 60 分 1 本勝負(ダブルメインイベントⅡ IWGP ヘビー級選手権試合)
新日本プロレスの最高峰である IWGP ヘビー級ベルトを賭けた一戦です。春のニュージャパンカップを制したオカダ・カズチカ選手が、2 月に誕生した新王者ジェイ・ホワイト選手に挑む図式となります。
オカダ選手は今年の 1.4 東京ドーム大会を筆頭に、ジェイ・ホワイト選手に負けが込んでいるのが実情です。もしこの大会でも負けるようなことがあれば、シングル戦 3 連敗という屈辱となってしまいます。
オカダ選手は言わずと知れた IWGP ヘビー級ベルトの最多防衛記録保持者ですので、この超特大の大舞台を機に絶対王者への返り咲きを狙っていることでしょう。そして、ここ最近のオカダ選手は、かつての生意気なヒールの面影はすっかり影を潜め、棚橋選手の後を継ぐような王道ベビーフェイスへの転身を着々と進めているようにも感じられます。
方やジェイ・ホワイト選手は、オカダ選手のかつての「恋女房」外道選手とのまさかの結託 → Bullet Club 入りを皮切りにあれよあれよという間に新日本のトップ選手達を薙ぎ払い、外国人選手として史上最年少で IWGP ヘビー級王者へと上り詰めてしまいました。現在各地の試合会場でブーイングを集めるその堂々としたヒールっぷりには、ある種の頼もしさすら覚えてしまいます。
「皆のヒーロー」オカダ vs. 「新時代のダークチャンピオン」ジェイ
この一戦の行方によって、今後数年レベルでの新日本プロレスの方向性が大きく変わるといっても過言ではないでしょう。
私の予想は…「NEW ERA」の継続です。
勝者予想:ジェイ・ホワイト選手
考察にあまり時間をかけられていない割にはずいぶんと長い予想記事になってしまいました。。
はてさて実際にはいったいどのような結果となるのでしょうか?
ここ数年の新日本、いや日本プロレスマット界で最も勢いのある男「制御不能のカリスマ」内藤哲也選手は、「予想したり、想像したりする時間が、プロレスファンにとって一番贅沢な時間であり、一番楽しい時間」と常々おっしゃっています。
私もこの意見には大いに賛成であり、もっと言うと、予想が当たっても外れても楽しめるのがプロレスの素敵なところだと思っています。
なにはともあれ、数時間後の大会が非常に楽しみです!
【予想】G1 SUPERCARD @ MSG (2019.4.6) 1/2
記念すべき初投稿記事(自己紹介除く)は、新日本プロレスの社運を賭けた一大イベント「G1 SUPERCARD @ アメリカ・マディソン・スクエア・ガーデン」の勝敗予想にしたいと思います!
(新日本プロレス公式サイトより)
マディソン・スクエア・ガーデン (Madison Square Garden; MSG) とは、言わずと知れた地球上で一番のプロレス(格闘技)の聖地です。
日本人レスラーでは、かのジャイアント馬場、アントニオ猪木、藤波辰爾らというレジェンドレスラー達がそのリングに上がったことが歴史に刻まれていますが、今回は史上初めて日本のプロレス団体が大会を主催するという意味で正に歴史に残る大会であるといえます(アメリカの ROH [Ring of Honor Wrestling] という団体との共催)。
本ブログでは、新日本プロレスのビッグマッチの勝敗予想を定期コンテンツのひとつとして計画しておりますが、その記念すべき第 1 回目としてこれ以上ふさわしいイベントは無いのではないでしょうか!
(本当は 3 月のニュージャパンカップ [NEW JAPAN CUP 2019] から始めたかったのですが、仕事関係で超多忙のためブログ開始がズレ込んでしまったことは秘密です。)
さて、この G1 SUPERCARD ですが、日本時間では 4 月 7 日(日)AM 7:30 開始となっております。
この記事を執筆しているのが、4 月 7 日(日)AM 3:00(!?)ですので、なんというギリギリでしょうか…
ブログを始めたばかりでただでさえ読者がいない状態で、こんな時間に予想したところで試合前の閲覧者数 0 はほぼ確実ですが、記録として残すことに価値があると信じて進めさせていただきます(笑)
対戦カードは下記の通りです。
・第 0 試合(1 分時間差バトルロイヤル ~HONORランボー~)
全 30 選手参戦
・第 1 試合 60 分 1 本勝負(NEVER 無差別級 & ROH 世界 TV 選手権試合)
ウィル・オスプレイ(第 23 代 NEVER 無差別級チャンピオン)
vs.
ジェフ・コブ(ROH 世界 TV チャンピオン)
・第 2 試合 30 分 1 本勝負(スペシャルシングルマッチ)
ダルトン・キャッスル
vs.
ルーシュ
・第 3 試合 60 分 1 本勝負(WOH 世界選手権試合)
岩谷 麻優(チャンピオン)
vs.
ケリー・クレイン(挑戦者)
・第 4 試合(NYC ストリートファイトオープンチャレンジマッチ)
ブリー・レイ
vs.
未定
・第 5 試合 60 分 1 本勝負(IWGP ジュニアヘビー級選手権試合 3WAY マッチ)
(3 選手同時に試合を行い、いずれかの 1 選手が勝利した時点で決着)
石森 太二(第83代チャンピオン)
vs.
ドラゴン・リー(挑戦者)
vs.
バンディード(挑戦者)
・第 6 試合 60 分 1 本勝負(IWGP タッグ & ROH 世界タッグ選手権試合 4WAY マッチ)
(4 チーム同時に通常のタッグマッチを行い、いずれかの 1 チームが勝利した時点で決着)
タンガ・ロア & タマ・トンガ 組(第 83 代 IWGP タッグチャンピオンチーム)
vs.
ブロディ・キング & PCO 組(ROH 世界タッグチャンピオンチーム)
vs.
SANADA & “キング・オブ・ダークネス” EVIL 組(挑戦者)
vs.
・第 7 試合 60 分 1 本勝負(ブリティッシュヘビー級選手権試合)
ザック・セイバー Jr.(チャンピオン)
vs.
棚橋 弘至(挑戦者)
・第 8 試合 60 分 1 本勝負(IWGP インターコンチネンタル選手権試合)
内藤 哲也(第 20 代チャンピオン)
vs.
飯伏 幸太(挑戦者)
・第 9 試合 60 分 1 本勝負(ダブルメインイベントⅠ ROH 世界選手権試合 3WAY ラダーマッチ)
(3 選手同時に試合を行い、リング上に吊るされたベルトを獲得した選手が勝者)
ジェイ・リーサル(チャンピオン)
vs.
マット・テイヴェン(挑戦者)
vs.
マーティー・スカル(挑戦者)
・第 10 試合 60 分 1 本勝負(ダブルメインイベントⅡ IWGP ヘビー級選手権試合)
ジェイ・ホワイト(第 68 代チャンピオン)
vs.
オカダ・カズチカ(挑戦者 / NJC2019 優勝者)
~記事が長くなってしまったので、試合予想は次の記事に記したいと思います~
【自己紹介】プロレス博士 (Dr. ProWrestling) とは?
はじめまして☆
「博士のプロレス雑記」へようこそ!
の学位授与状況』に基づき算出しました。)